2014年1月31日金曜日

メコンデルタを行く10 バイク修理・・・

12月20日 夜、寒くて喉が痛い感じ。少しだるい。風邪だといやだなと思いながら
5時、起床。水のシャワー・・・・最悪だ。
ホテルのすぐ前の店で朝食
   


みぢかく切れた麺。なんとなく芋虫っぽいが美味い。
30000ドン。150円
7時半走り出すがカブがやはり不調。
スピードがほとんど出ない。
そこで、すぐにHONDAに寄る。
店主はまだ寝ているようだが、奥さんにたたき起こしてもらった。


眠そうな目をこすりながら、チェーンのゆるみを直す。
30000ドン150円。
テスト走行で街を走る、余裕で60キロ以上出る。
同じような店が並ぶ町並みでバイク修理店がどこかわからなくなり焦ったが
なんとか戻れた。
もうドンが無かったのでATMで2000000ドンVISAカードで出金。
あまりにゼロが多く不安だが多分1万円ぐらいのはず・・・
なるべく海沿いを走って行ける所まで行こうと考え走り出す。
結構寒い・・・・

2014年1月30日木曜日

メコンデルタを行く 9ベトナム カマウ市のカラオケレストランにて

ヘトヘトになってたどり着いた、カマウ市のホテル。
食事をとるため近所のレストランに
ほとんど観光客は来ないだろう場所なので、地元の人たちばかり。
みんななぜか自分のところに乾杯に来てくれる。

おすすめはなあに?と聞くと・・・

ヘビやカエルなど、メコンデルタならでは?の食材を示された・・・
元気だったらお願いするかも、あるいはシゴトで来ていればネタにということで
必ず注文するだろうけど、そんな元気は無かった・・・。で。


上のような魚。なんかムツゴロウとかカジカとかその手の魚の仲間っぽいやつにした。
名前は「カケオ」。

焼きカケオ。香ばしくて美味しかった。
さらに
揚げ春巻き「チャゾー」ビールのつまみにふた品頂く。
会計は800円ぐらい?
そしたら、はじまりました。地元の人たちのカラオケタイム


女性はいろんなおじさんたちとデュエットしてまわっていた。プロか?
おじさんは陶酔の表情・・・
そんな感じでメコンデルタの夜は更けていきました。
カラオケレストランの動画
雰囲気のみ。特になにもおこりません






2014年1月29日水曜日

カマウ岬からの帰り道 メコンデルタを行く8 バイクついに不調

カマウ岬から帰ろうとした時、乗り合いの水上バスが到着。ナムカンにも港があって
これに乗ってくる事もできたと思う。この乗り場が見つけられなかったから50ドル。
まあ、いいや。無事にこれたし。

ナムカンへの帰り道。
家々の隣に必ず小さな建物が川の上にせり出す形で付随しているのに気づく。
多分、トイレだろう。上の写真の右側の小屋とか。
メコンデルタは様々なものを飲み込みリサイクルし、生み、育て、恵んでいるのだなあ。
ナムカンに戻ったのは6時少し前。
ホテルもあるようだったが、カマウの街まで戻ろうと考えた。
これが、間違いのもと・・・
約50キロの道のりだが、途中で日没。暗闇の中を走る。
カブのヘッドライトはなんとなく暗いし、眼鏡やシールドが埃ですぐに
汚れてしまい前がよく見えない。
路面も荒れているし、煮炊きの煙がすごかったり、子供が家から飛び出してきたり、
人影が急に現れたり・・・・。道に人が座っていたり・・・・。
停電しているような真っ暗な集落も数々ある中を走った。
リアタイヤをロックさせ何度も転びそうに・・・
海外ツーリングもドライブも夜移動は極力避けて来たが、
目的を早く達成させ早めに(クリスマス前に?)日本に戻りたい。という
焦った気持ちが死を招く?
悪い事はかさなるもので、バイクが不調。クラッチがすべっているような
感じで、パワーが伝わらない。エンジンは回るのにスピードが出ない。
思わずバイク修理の「HONDA」に寄った。

お店の人、あんまりよく見もせずに、オイルをとりあえず交換。
80000ドン(400円ほど)なので苦にもならないが・・・



ほんとに大丈夫?と思ったがとりあえず走り出す。
やっぱりダメ。加速は悪いがなんとか40キロほどは出るので
だましだまし、カマウの街へ。
8時ごろの到着だった気がするが、メモが無く定かでない。

街道端のホテル140000ドン(700円)にチェックインした。

残念ながら、シャワーは水。そうとうガックリ来たが、この日はほんとうに
くたくただったので、落ち着けたのがうれしかった。
無事にたどり着いてよかった。

2014年1月27日月曜日

めざせ!カマウ岬 メコンデルタを行く7 いよいよ!

ナムカンの街でボートをチャーターし、いよいよベトナム最南端、インドシナ半島最南端のカマウ岬を目指す!この先は道が無く、バイクではいけないから仕方ない。
先ずはガソリン?を購入!水上にガソリンスタンドがある。(当たり前か)
彼の名前はミットミくん。
大きな川を下流へ向かう。



ここでは、川は道でもある。川沿いに街や村、一軒だけぽつんとある家が現れては消える。
やがて船は細い水路に。
網の目のように入り組んだ川の中を行く。そこはマングローブの森の中に川が血管のように細いもの、太いものが流れている。
そしてだんだん海の気配が漂うよってくる。
インドネシア半島の南端で陸と川と海が解けあっている。
そこには道路は作れない。圧倒的な自然がここにある。
で、ここで人は自然と仲良くくらしてるんだな。
そんな事を考えたら泣きそうになった。
っていうかちょっと泣いた


上手く撮影できなかったけれど、青い鳥や黄色い鳥が何羽か森の中を飛ぶのを見た。
上の写真の真ん中左側にかすかに青いピンボケの鳥。
青いのはブッポウソウ、黄色いのはアカショウビンだと思う。
どちらも夏は信州で子育てする鳥だ。
ここの自然と日本の自然のふたつが無いと生きられない生命もある。
地球ってのはどこか、狭い場所だけで考える事はできないんだなあ。
などと考えていた。

あれ?あれ海?ホーチミンからここまで1度も海を見る事は無かった。
カマウ岬まで後少しというところでようやく海が見えた。
で、3:40分カマウ岬に到着
船着き場に船を置き歩く。
ついにってほどでもないけど、なんとか目的地。インドシナ半島の最南端の
カマウ岬に到着。
広がる海
振り向けばマングローブの森
無限デルタとも地獄のデルタとも名付けたい、メコンデルタを制覇したぞー!