2013年11月21日木曜日

高社山登山へGO!②

11月17日の高社登山記録の続き。
主稜線は少し雪が積もっていたが、アイゼンやスノーシューを使うほどではなく、
楽しい稜線歩きができた。2012年の4月1日にも、高社の下の方を軽く歩くだけの
つもりがつい頂上を目指してしまい、手袋などの装備も無く主稜線まで来た事があった。
その時は風が強く、指先の感覚があっという間に無くなり、雪は固いアイスバーンで、アイゼンなどが無くては歯が立たない感じで、遭難の危険を感じて撤退した。
いつか厳冬期のリベンジをしたいと思い、その下見も兼ねて今回の登山をしている。
雪の上には偶蹄類の足跡も。信州の里山を歩くとかなりの確率でカモシカに出会う。
今回は姿を見られなかったが、2012年の4月1日には2頭のカモシカに登山道上で
出会った。親子でいることも多い。驚くとピィー!と鳴きながらものすごいジャンプ力で
人間が作った網の壁を飛び越えるのを見た事もある。恐るべき野生の力。
ちなみに妙高でクマに会った事もあり、その時は腰が抜けるほどびっくりした。
夕暮れ、下山を急いでいる時に目の前5メートルほどをクマが走って横切った。
すぐに薮にかくれフーフー威嚇してきた。ピッケルを握りしめて、「むこうに行ってくれ」と何度か話しかけた。次第にクマは遠ざかっていった。

登り始めて2時間。岩室に到着。雨や悪天候の際はビバークできそう。
2012年4月1日はこの道に気づかず、上の稜線上を歩いた。
これまで山頂は全く見えなかったが、ようやく見えて来た。気持ちのよい稜線歩きが続く。

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